もはや日本人の生活に深く根付いた「dポイント」。ドコモユーザーでなくとも、d払いや提携店でコツコツ貯めている方は多いでしょう。
しかし、そのdポイント、ただ街やネットで提示しているだけではありませんか? ポイントサイトから交換しているだけで、満足してしまっていませんか?
もし、あなたがdポイントを「貯めて、使う」だけの存在だと思っているなら、非常にもったいない! dポイントの真の価値は、その先にある「増やす」「化ける」という性質にあります。
今回は、巷の解説サイトでは決して語られない、dポイントを「最強の資産」に変えるための、5つの禁断テクニックをあなただけに伝授します。
【基本戦略】dポイントが貯まる主要ポイントサイトと「dポイントクラブ」の正しい関係
まずはウォーミングアップから。dポイントは、多くのポイントサイトから直接、またはドットマネーなどを経由して交換可能です。モッピー、ハピタス、ポイントインカムなどがその代表格ですね。
一方で、ドコモ公式のポイントサイト「dポイントクラブ」や「dカード ポイントUPモール」にも、ショッピングやサービス利用でポイントが貯まる広告案件が存在します。
ポイ活上級者の視点:
「この案件は、外部のポイントサイトとdポイントクラブ、どちらでこなすのが一番お得か?」
常にこの比較視点を持つことが基本です。特にドコモ関連のサービス(dマガジン、ディズニープラスなど)は、公式側が圧倒的に高単価なケースがあるので、必ずチェックしましょう。
しかし、これはあくまで基本。本当の勝負はここからです。
【裏技①】最強の錬金術!「dポイント増量キャンペーン」を制圧せよ
dポイントポイ活における最重要戦略、それが不定期に開催される「ポイント交換でdポイント10%〜15%増量キャンペーン」です。これを知っているか知らないかで、年間の獲得ポイントは桁違いに変わります。
エリートポイ活ユーザーの立ち回り
- 平常時: モッピーやハピタスなどの高還元率サイトで、ひたすらポイントを貯め続けます。この時点では、dポイントには交換しません。
- Xデー(キャンペーン開始): 「dポイント15%増量キャンペーン開始!」の報を受け、貯めに貯めた各サイトのポイントを、一斉にdポイントへ交換します。
▼ シミュレーション:100,000円相当のポイントを交換した場合
通常時 | キャンペーン中(15%増量) | |
---|---|---|
交換結果 | 100,000 dポイント | 115,000 dポイント |
どうでしょう。あなたはいつも通りポイントサイトを利用していただけなのに、キャンペーンのタイミングを狙うだけで、ノーリスクで15,000円分の価値が上乗せされました。
過去の傾向から、このキャンペーンは年に数回、特に夏(8月頃)や年度末(3月頃)に開催されることが多いです。この時期が近づいたら、アンテナの感度を最大にしておきましょう。
【裏技②】最大四重取り!「d曜日」とポイントサイトの合わせ技
毎週金曜日・土曜日は、ネットショッピングの祭典「d曜日」。エントリーして対象サイトでd払いを利用すると、ポイント還元率がアップするお得な日です。
これを、ポイントサイト経由のショッピングと組み合わせることで、凄まじい「ポイントの多重取り」が完成します。
究極の四重取り・実践フロー
- 【一重目】 楽天リーベイツやモッピーなどのポイントサイトで、お目当てのショップ(Amazon、Qoo10、無印良品など)の広告を経由する。
- 【二重目】 ショップの決済画面で「d払い」を選択。これでd払いの通常ポイントが貯まる。
- 【三重目】 d曜日にエントリー済みなので、d曜日の特典ポイント(最大+5%など)が後日付与される。
- 【四重目】 d払いの支払い元をクレジットカードに設定していれば、クレジットカード会社のポイントも貯まる。
ただd払いで買うのではなく、「ポイントサイトを経由する」という一手間を加えるだけで、還元率が数%単位で変わってきます。高額な買い物をするときほど、この差は歴然です。
【裏技③】知る人ぞ知る「日興フロッギー」でdポイントを現金以上に増やす
dポイントの最強の出口戦略、それがSMBC日興証券のサービス「日興フロッギー」を使ったポイント投資です。これは単なるポイント運用ではありません。「ポイントの現金化」と「価値の増殖」を同時に狙える、まさに錬金術です。
日興フロッギー錬金術の仕組み
- dポイントで株を買う: 100ポイント(=100円)から、dポイントを使って実際の日本株やETFを購入できます。
- 株を売って現金化: 購入した株を売却すると、その代金はあなたの証券口座に「現金」として入金されます。
- 価値の増殖: もし、購入した株の価格が上がったタイミングで売却すれば、あなたはポイントを現金に変えられただけでなく、その価値を増やすことにも成功したことになります。
特に強力なのが、「増量キャンペーンで15%増やしたdポイント」を元手に投資すること。仮に株価が変動しなくても、あなたはすでに15%の利益を確定させている状態。このアドバンテージは計り知れません。
【裏技④】用途限定ポイントを救出する「最強の使い道」はこれだ!
増量キャンペーンなどで付与されるdポイントは、有効期限が短い「期間・用途限定ポイント」であることがほとんど。これを無駄にしないことが、ポイ活上級者の腕の見せ所です。
期間・用途限定ポイントの最適解
- 街のお店・ネットで使う: ローソン、マツモトキヨシ、Amazonなど、普段の買い物でd払いを使えば、有効期限の近いポイントから優先的に消費されます。
- dマーケットで使う: dファッションやdショッピングなど、ドコモの公式サービスで使うのも鉄板です。
- 【裏ルート】大和コネクト証券・マネックス証券で投資: 通常、ポイント投資に期間・用途限定ポイントは使えませんが、「大和コネクト証券」と「マネックス証券」は例外的に利用可能です。失効寸前のポイントを投資に回して、未来の資産に変えるという究極の救済策です。
まとめ:dポイントは「貯める」な、「育てて、化けさせろ」
dポイントのポイ活は、もはや一つの壮大なゲームです。
- 【情報戦】 増量キャンペーンの開催時期を予測し、一点集中でポイントを交換する。
- 【連携戦】 d曜日とポイントサイトを組み合わせ、還元率を極限まで高める。
- 【金融戦】 日興フロッഗ്യやコネクト証券を使いこなし、ポイントを「現金以上の資産」に昇華させる。
ただ愚直に貯める時代は終わりました。これからは、戦略的にポイントを「育て」、その価値を何倍にも「化けさせる」時代です。
さあ、あなたも今日からdポイントの錬金術師。まずは、あなたが利用しているポイントサイトで、次のdポイント増量キャンペーンがいつ頃来そうか、過去の履歴を調べてみることから始めてはいかがでしょうか?
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