絶対に勝ち取りたい、あのライブや舞台のチケット。数千円、時には数万円にもなる大きな出費だからこそ、ポイ活ガチ勢のあなたならこう考えるはず。
「チケットぴあの購入で、ポイントサイトのポイントはもらえないのか?」と。
しかし、多くのサイトを巡っても、がっかりした経験はありませんか?
結論から言いましょう。チケットぴあの購入は、ポイントサイトの攻略法が通用しにくい、いわば「難攻不落の城」。しかし、ここで思考停止してはいけません。道が閉ざされているなら、新たな抜け道を探し出し、城壁をこじ開けるのが我々のやり方。
この記事では、直接的なルートがないチケットぴあで、支払い方法を駆使してポイントを二重、三重に取りにいくための、知る人ぞ知る「攻城術」をあなただけに伝授します。
【基本の確認】チケットぴあはポイントサイト経由で得できるのか?
2025年7月現在、多くの主要ポイントサイト(モッピー、ハピタス、ポイントインカムなど)で、チケットぴあの購入がポイント還元の対象となっています。還元率は購入金額の1.0%前後が相場です。これは、チケットという高額な買い物において、決して無視できない数字です。
ポイントサイト | 還元率(目安) |
---|---|
ワラウ | 1.0% |
モッピー | 0.5% |
GMOポイ活 | 0.7% |
ECナビ | 0.9% |
(※2025年7月19日時点の調査情報。還元率は常に変動します。購入前に必ずご自身でご確認ください。)
「なんだ、普通に経由できるじゃないか」と思ったあなた、その通りです。しかし、本当の勝負はここから。このベースとなる1.0%に、どれだけのポイントを「上乗せ」できるか。ここからが腕の見せ所です。
【最重要裏技】戦場は決済にあり!支払い方法別ポイント獲得術
ポイントサイトを経由したら、次の戦場は「支払い方法」です。ここで何を選ぶかによって、あなたの最終的な利益は劇的に変わります。
レベル1:クレジットカードで支払う(基本中の基本)
これは最低限の戦略。チケットぴあのオンライン決済で、還元率1.0%以上の高還元率カード(楽天カード、PayPayカードなど)を利用します。
- ポイントサイト経由(1.0%) + クレカポイント(1.0%) = 合計 2.0%還元
10,000円のチケットなら、これだけで200円相当のポイントが手に入ります。
レベル2:コンビニ支払いで「QRコード決済」を駆使する(上級者向け)
ここからが裏技の本領発揮。チケットぴあの支払い方法で「コンビニ払い」を選択し、店頭で「QRコード決済」を利用するのです。
なぜなら、コンビニ各社は特定のQRコード決済と組んで、大規模なポイント還元キャンペーンを頻繁に実施しているからです。
▼ コンビニ別・最強支払いコンボ(例)
コンビニ | おすすめQR決済 | 狙い目のキャンペーン例 |
---|---|---|
セブン-イレブン | d払い, PayPay, 楽天ペイ | 「d払い利用で+10%還元!」など |
ファミリーマート | ファミペイ, PayPay, 楽天ペイ | 「ファミペイ翌月払い利用で+5%!」など |
ローソン | Ponta, dポイント | ポイントカード提示だけでもポイントが貯まる |
▼ 究極の三重取りシミュレーション
ある日、あなたが10,000円のチケットを買い、セブン-イレブンで「d払い+10%還元キャンペーン」が開催されていたとします。
- 【一重目】 ポイントサイトを経由してチケットを申し込む:100ポイント
- 【二重目】 d払いの支払い元を高還元率カード(1.0%)に設定しておく:100ポイント
- 【三重目】 セブン店頭でd払い(キャンペーン適用):1,000ポイント
→ 合計:1,200円相当のポイント還元!(実質還元率12%)
どうでしょう。ただオンラインでカード決済した場合と比べ、獲得ポイントが6倍にもなりました。チケットを申し込む前に、「今、どのコンビニで、どの決済キャンペーンが熱いか?」をリサーチする。これが勝利への最短ルートです。
【応用編】公式カード「ぴあカード」は本当に得なのか?徹底分析
チケットぴあには、公式の「ぴあカード」が存在します。熱心なファンなら、入会を検討したこともあるでしょう。しかし、ポイ活的な視点から見て、本当にお得なのでしょうか?
▼ ぴあカードのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
① チケット先行抽選「いち早プレリザーブ」に参加可能 | ① 年会費がかかる(4,180円/税込) |
② 継続すると毎年ぴあポイントがもらえる | ② 基本のポイント還元率は0.5%と低い |
③ ぴあポイントが貯まる・使える | ③ 特典の多くが「抽選確率UP」であり、当選を保証するものではない |
【結論】
ぴあカードは、「ポイントを貯める」ためのカードではなく、「チケットの当選確率を上げる」ためのお守りと考えるべきです。
- こんな人におすすめ: 年に何度もチケットぴあを利用し、入手困難なチケットを何としても手に入れたい、熱狂的なファン。
- こんな人には不要: 年に1〜2回しか利用しない、ポイント還元を最優先したいポイ活ユーザー。
多くのポイ活ユーザーにとっては、年会費無料で高還元率の一般カードを使い、決済の工夫でポイントを稼ぐ方が、トータルの利益は大きくなるでしょう。
【最後の砦】他のプレイガイドの「ポイントサイト案件」を狙う
お目当てのイベントが、チケットぴあだけでなく、他のプレイガイド(ローチケ、イープラスなど)でも扱われている場合があります。
その際は、必ず各プレイガイドのポイントサイト案件も比較検討しましょう。
- ローチケ(ローソンチケット)
- イープラス
時期によっては、チケットぴあよりも高い還元率の案件が出ている可能性があります。一つの窓口に固執せず、常に最もお得なルートを探す複眼的な視点が、ライバルに差をつけます。
まとめ:チケット購入は「決済方法」という名の情報戦だ
チケットぴあのポイ活は、もはやポイントサイトを経由するだけでは終わりません。
- ポイントサイトを経由するのは大前提。
- 本当の勝負は「支払い方法」。コンビニでのQRコード決済キャンペーンを制圧する。
— 「ぴあカード」はポイント目的ではなく、「当選祈願」のお守りと心得る。 - 他のプレイガイドもチェックし、最も有利な戦場を選ぶ。
高額になりがちなチケット代だからこそ、情報と戦略があなたの利益を大きく左右します。次にあなたがチケットを申し込む時、ただ「購入する」のではなく、「攻略する」という視点で臨んでみてはいかがでしょうか? まずは、近所のコンビニで今どんな決済キャンペーンが開催されているか、チェックするところから始めてみましょう。
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